色弱の症状がない方にとっては、
「色が分からない」「色で困る」という感覚は、
日常生活ではあまり意識することがないかもしれません。
ですが、私のような色弱の人間は、
色に関して、だいたい次の3つのシチュエーションで困ることが多いと感じています。
色弱の人が色で困る3つの場面
①色の違いをはっきり認識したい時。
なんとなく違う気はするけれど、はっきり区別できない、という場面です。
②「これが何色なのか」を知りたい時。
見えてはいるけれど、言葉として何色なのか自信が持てない、という状況です。
③特定の色を探したい時。
たくさんの色の中から、赤だけ、青だけを見つけたい、という場面です。
この記事では、
こうした3つの困りごとそれぞれに対して、
実際に私が使っているスマホアプリを紹介していきます。
困る場面別|色弱におすすめのアプリ一覧
色の違いをはっきり認識したい時
これが何色か知りたい時
特定の色を探したい時
このあと、それぞれ特徴を詳しく紹介していきます。
色の違いをはっきり認識させるアプリ
色覚補助(Android)

このアプリは、
色を正確にするというより、色の違いを強調して見せてくれるタイプのアプリです。
自分の色覚特性に合わせて、
見分けにくい色を別の色に変換して表示してくれるため、
「同じに見えていた色が、違うものとして認識できる」ようになります。

実際の使用例です。私の場合、補正された右上のものだけ「6」が見えます。
カメラを向けたままリアルタイムで使えるのがとても便利で、
写真を撮らなくても、その場で確認できるのが大きなメリットです。
また、カメラライブだけでなく、画像から色を判別することもできます。
私の場合、このアプリを使うと、
普段は識別できない石原式の色覚検査の図形が見えることもあります。
色が本来の色に見えるわけではありませんが、
「違いをはっきりさせたい時」にはとても頼りになるアプリです。
例えば、凡例ごとに色分けされている地図や図を見る時などに重宝しています。
色のめがね(iPhone)

こちらはiPhone向けの色覚補助アプリです。
「色を見分ける」モードでは、
自分の色覚特性に合わせた細かい設定ができ、
判別しやすい表示に調整することができのが特徴です。

私が判別できるように調整しています。
カメラを向けたまま使えるライブ表示に対応しており、
一時停止ボタンを押せば、その状態でじっくり確認することも可能です。
このアプリでも、
見えなかった石原式の色覚検査が判別できるようになります。
ただし、
変換された色の表示と、通常の表示が自動で交互に切り替わる仕様のため、
長時間使っていると目がチカチカしてくることがあります。
短時間の確認向き、という印象です。
色を特定するアプリ
色判定(Android)

このアプリは、
撮影した写真の中で、調べたい場所をタップするだけで、
その部分の色を教えてくれます。

タップするたびにその場所の色を調べられます。
1枚の写真の中で、
何度でも連続して色を調べられるので、
細かく確認したい時には使いやすいです。
RGBやCMYKなどの数値も表示されるため、
パソコン上で同じ色を再現したい時にも役立ちます。
ただ、表示される色名が
「熨斗目花色(のしめはないろ)」や
「蘇芳香(すおうこう)」など、
正直「何色やねん!」と思うこともよくあります。
同じ場所をもう一度タップすると、
分かりやすい色名になることもありますが、
一般的な色名を知りたい場合は少し不便に感じることもあります。
色彩ヘルパー(iPhone)

このアプリは、
カメラライブでも、撮影済みの画像でも色を判別できるアプリです。

色名が比較的自然で分かりやすいのが特徴で、
RGBやCMYKなどの数値も確認できます。
操作もシンプルで、非常に使い勝手の良いアプリです。
私が使っているメインで使ってるスマホはAndroidなので、
個人的には、Android版もあればいいのに!と思っています。
色判定カメラ(Android / iPhone)

このアプリは、
カメラを向けるだけで、リアルタイムに色を判定し続けてくれます。

色の名前が
「赤みの入った黄色」
「くすんだ黄緑」
といったように、とても分かりやすい表現なのが特徴です。
カメラを向けたまま一時停止すると、
その判定結果のまま画面を止められるので、
落ち着いて確認することもできます。
スクリーンショットを撮って保存することも可能です。
RGBやCMYKなどの数値表示にも対応しています。
ただし、
撮影後の画像から色を判定する機能はありません。
androidでもiPhoneでも同じアプリがありますので是非試してみてください。
色を探すアプリ
色探知カメラ(Android / iPhone)

このアプリは、
カメラライブで、特定の色だけを目立たせて表示してくれます。

例えば、
「赤だけを探したい」
「赤と青を同時に目立たせたい」
といった使い方が可能です。
たくさんの色の中から、
目的の色を見つけたい時にはとても便利なアプリです。
ただし、
画像ファイルに対して使うことはできません。
どうしても使いたい場合は、
画像を印刷する、別の端末に表示してカメラを向ける、
といった工夫が必要になります。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
色弱向けのアプリには、
「これさえあれば完璧」というものはありません。
ですが、
色の違いをはっきりさせたいのか
色を特定したいのか
特定の色を探したいのか
この3つを意識して選ぶことで、
日常生活はかなり楽になります。
今回は私が実際に使用しているおすすめアプリを紹介しましたが、
他にも色々とアプリが開発されてますので、自分に合うものを探してみてください。
それでは今回はここまで。
では~



コメント